歯牙移植の実際

2009.04.24
歯は条件(萌え方や形)が良ければ一旦抜いて別の場所に移植することが可能です

《症例1》
一番奥の歯がムシ歯で残念ながら保存不可能(抜歯)になりました。

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奥歯が無くなると咬めなくなります。通常は入れ歯を作ったり、インプラント等
の処置が必要になります。いずれの方法も一長一短があります。このケースでは
幸いかみ合わせに必要のない親知らずがありました。
そこで、親知らずを抜歯したと同時に移植することによって再利用しました。

《移植直後歯の神経の掃除をします》

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《6ヶ月後移植歯は骨の中に安定しました》

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《5年後経過良好です》

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    術後5年                 術前

移植歯は安定して通常の歯と同じように咬めます。
入れ歯にならずに済みました。

歯の移植は親知らずを移植した場合は保険適応となります。
それ以外の歯を移植した場合は保険外診療となります。


















 
 
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