歯周病の治療法

歯周病は歯と歯ぐきの間に入り込んだ歯周病原菌と全身や生活習慣の問題から起こる病気です。特に歯周病原菌を少なくする事が重要です。

歯周病原菌は歯の表面に付いた磨き残し(プラーク)の中に潜んでいます。 このプラークをコントロールする事が歯周病治療(初期治療)の始まりです。
shisyu_b01.gif その治療は

適確な歯みがき(ブラッシング)
歯石の除去が基本となります。


初期治療によるプラークコントロールには2種類あります


<歯肉縁上プラークコントロール>

歯ぐきより上にあり,歯の表面に付着している汚れ
→自分自身がブラッシングで取ります
日本人のほとんどの方が毎日ブラッシングをしていますが、自己流ですと磨き残し(プラーク)が沢山あるのが現状です。
病状にあった磨き方を専門的に歯科衛生士から指導を受けると改善されます。
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<歯肉縁下プラークコントロール>
歯ぐきより下にあり,歯周ポケットの中に付着している汚れ
→自分自身でブラッシングする以外に歯科衛生士による専門の器具(スケーラー)で歯石や汚れを取ります。


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【再評価】
〜初期治療によるプラークコントロールが終了したら再検査を行ない歯周病の改善度を調べます。
初期治療で約85%が治ります


プラークコントロールの効果
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 初診時

ブラッシング開始1週間後

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 ブラッシング開始4週間後歯石除去開始1週間後

治療後の良い状態を維持する為に
定期的な検査・毎日のセルフケア・歯科医院で受けるプロフェッショナルケア』
の3つが重要になります。